
Q. 退職代行でも退職金はもらえますか?
A. 退職代行を利用したら退職金がもらえないということはありません。退職代行を使っても退職金は規定通りもらえます。ただし、支払ってもらう為には労働組合や弁護士が運営する退職代行へ依頼することが必要です。
解説
退職金がもらえるかどうかは、退職金規定など社内規定によります。そして在籍期間などの支給条件をクリアしていれば、退職代行を使っても退職金は支給されます。
退職代行には「民間企業運営・弁護士運営・労働組合運営」の3つの種類がありますが、弁護士・労働組合の退職代行は依頼者の代わりとなって会社との交渉が可能で退職代行とあわせて退職金の支給交渉が可能です。
しかし民間企業の退職代行の場合は法的な交渉権限を持っていないため、会社側が退職交渉を受け入れなかったり、退職金の支払いについて態度を濁した場合には対応することはできません。泣き寝入りする、あるいは依頼者が自分自身で会社と交渉することになりますので注意が必要です。
会社の退職金規定を確認して支給対象になるのであれば、退職代行を利用する際は必ず労働組合や弁護士が運営する退職代行へ依頼するようにしましょう。
退職金交渉の料金相場
退職代行とあわせて退職金交渉ができるのは労働組合と弁護士のみとなり、退職金交渉の料金は支給が確定した場合のみ支払う成功報酬となるのが通常です。
退職金の支給が確定時の料金相場としては、弁護士に依頼する場合は 回収できた退職金の20% ですが、私ども退職サポートは営利目的では無い労働組合運営の退職代行ですので料金は 20,000円 のみとなります。
退職サポートは労働組合の運営で依頼者の代わりとなって会社と退職交渉できる退職代行で、
- 会社への退職連絡
- 今後は出勤できない旨の伝達
- 本人へ連絡しないで欲しい旨の伝達
- 退職日の交渉
- 退職届の取り扱い
- 有給取得や最終月の給与支給の交渉
- 会社からの貸与品返却の調整
- 離職票や源泉徴収票などの必要書類の請求や督促
など退職に関わる業務すべてに対応可能で、民間企業の退職代行と同等の料金(弁護士の退職代行の半額以下)で利用できます。
