Q. 「退職給付金」は怪しいですか?

A. 退職給付金は最近ネットCMなどでよく見かけますが「退職給付金」なる制度はなく、高額な報酬を要求して社会問題化しています。国民生活センターでも注意喚起していますので使うのはやめましょう。

退職後に傷病手当金を申請できますか?

「退職給付金」とは

退職給付金」について私どもの組合でもご相談いただくことが増えました。

社労士監修・弁護士監修などと銘打っていて一見すると公的な救済制度のように見えますが、「退職給付金」という制度は存在せず「傷病手当金を受給させた後に失業保険の手続きをさせるもの」に過ぎません。

心療内科と提携し、手取り額の30%や50万円といった高額な成功報酬を“ピンハネ”するもので、実態とは乖離した傷病手当金や失業保険の受給を促すなどの詐欺的な商法であるだけでなく、弁護士法にも触れる可能性が高いと思われます。

不正受給が発覚すれば、受給した金銭の返還だけにとどまらず、受給者本人がペナルティを受けることになりますので絶対に利用しないようにしましょう。

そもそも傷病手当金や失業保険の受給には高額なサポート料金を支払う必要はありません。

ちなみに私どもでは退職代行や休職代行とあわせての利用となりますが「傷病手当金 申請サポート」というサービスを提供していますが、料金は 5,000円(税込)です。また、失業保険の手続きはハローワークに相談すれば無料です。数十万円も支払うようなサービスではないことを理解しておきましょう。

なお、国民生活センターでも「失業保険の給付額等を増やすことができるとうたう申請サポートに注意」という情報を発表しています。ネット上で広告を頻繁に見かけますが、利用するのは避けましょう。

弁護士監修や社労士監修と書いていたら「弁護士でも社労士でもない」ということ。言葉に騙されないようにしてくださいね。